現在、オランダに住みながらヨーロッパ中で買い付け生活をしています。ただ単純にアンティーク品を探し出すだけではなく、そのモノの発祥の地の様子をみなさまに知って頂きたく、さまざまな情報をお伝えしているブログです。
さて、海外で良く見かける光景の1つに、家庭で国旗を掲げる、というのがあります。海外旅行をしたことがある人であれば見た事がある人もいるでしょう。日本ではあまり見かけませんね、、ギリギリ祝日のバス位でしょうか。というか日本でそれをやってしまうと右寄り、、、なんて思われてしまう可能性も。祖国を愛する気持ちに右も左もないんですどねー。祖国を愛する気持ちは共通なはず。
ここオランダでも、オランダのみならず国旗を掲げている家を見かけます。LGBTのレインボーフラッグもアムステルダムに行くとみますね。
この旗は近所のご家庭のもの。
一見、普通のオランダの旗に見えますが、、、
何か違う事に気が付きました?
僕は友達に言われるまでまったく気が付きませんでした(笑)。
そう、色のパターンが逆です。反旗っていうのにあたるのでしょうか。
オランダの旗の色の並びは本来こちら。
上が赤のはずなんですね。
これは、現在オランダで継続的に行われている農家のストライキをサポートするもの。
端的に言えば、このストライキは政府が掲げた脱炭素政策により、家畜の量を減らすことを促された農家によるものです。30%もの農家がこの政策により廃業に追い込まれる可能性があるそう。死活問題です。これにより一時、スーパーなどの物流が止まったようですが、住んでいるエリアもあると思いますが、個人的にはあまり影響はありませんでした。
なので、多くの家庭でこの反旗を掲げているわけではありませんが、かなり強いメッセージのようです。
友達曰く、この反旗を見ることで、軍人さんや政策とはまったく関係のない政府関係者などは気分を害するようです。
高速道路の陸橋などでメッセージを掲げて訴えかけている人もみけかます。
最終的に分断が生み出されないことを願います。
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