先日自転車がパンクしました。
というのも、乗ってる最中ではなく、自転車を乗ろうとしたら前輪の空気が抜けている。
しかもガッツリと。
あれ~一昨日は大丈夫だったんだけど~
と思い前輪をチェックすると、なんと大きな切り傷が!
原因はもちろんこの切り傷なのですが、、、、
乗ってる最中にどこかで切ったのであればすぐに空気が抜けるし、すぐに分かる。
自転車を放置して1日半位。その間に何かあったとしか思えない。
切り裂きジャック?
切り裂きキャサリンかも。
自転車を駐車してるところは、一般人も駐車出来る(はず)のバイクスタンドのような場所。
実際の僕の自転車です(笑)。
お店の前のこのバイクスタンドは5台位停めれるんですが、ほとんど停めているのは僕のみ。
赤い鞄が目立ちます。
で、ちょっと気持ちが悪いな~と思い、とりあえず赤い鞄を撤去(笑)。
即座に思ったのが、目立ってはいけない!でした(笑)。
切り裂きキャサリンに見つからないようにしなくてはいけません。
とりあえず他のバイクスタンドへ移動し、徒歩で自転車屋さんへ行き、だいたいの見積もりを出して貰ったら、40€。
ガーン。
まーあれだけガッツリ穴が空いてればタイヤ交換になるので、そんなもんか。
でも、待てよ。バイクを直したとしても、また切り裂きキャサリンに目を付けられたら同じことの繰り返し。
そうだ、警察署へ行こう!
聞きたいことは2つ。
① そもそもここに停めて良いのか。私に停める権利はあるのか。
②最近切り裂きキャサリンと似たケースは報告されているのか。
日本と違って交番みたいなのが無いオランダ。あるのかも。見た事ないですが、ほとんどが警察署なる建物が街に1つある。みたいなイメージ。
こんなんです。
Politieと言います。
全然目立った建物じゃないのが特徴。もう少し目立たせて欲しいモノです。質素過ぎる。警察感があんまないんだよねーこの建物。
何も悪いことをしていなくても警察へ行くって日本でもやや緊張しますが、オランダでももちろんやや緊張しました。そもそも中がどうなってるか分からんし。
そういえば、かなり前に、田舎町の警察の前に車を停めてたら、深夜過ぎ、警察から出てきたオジサンから車に乗せてくれって頼まれたな。結構酔ってたので、警察に捕まり放出されたんだと思うんだけど、その辺りはバスも電車も無いし、そもそも深夜だからあっても動いてない。
いや~~かわいそうだけど、、、さすがに怖いでしょ。と思いつつも、警察の前だから安心?送ってあげる?と思いつつも、、、、いやいや、結局警察署から離れるし怖いでしょ。って事でごめんなちゃいしました。
どうやって帰ったんだろ、あのオジサン。かなり寒い冬でしたが、、、
さて、いよいよ警察署に潜入です。
無機質な自動ドアがガーっと開き、右折すると、
汐留にありそうなオフィスの受付みたいなのに男女2名の警察官が。
なぜか汐留が思い浮かんだんだよね(笑)。
こういう時はなぜか女性に声をかけてしまう。男性は圧が強そうなイメージ(笑)。
切り裂かれたタイヤの写真や現場写真を見せてアレコレ、説明。
う~ん、切り裂きキャサリンの仕業かどうか分からないけど、明らかに変な傷ね。実物を見ないとなんとも言えないけど、、、そういう報告はここ最近受けてないわよー。自転車泥棒はたくさんいるけどね。ちなみにそういうバイクスタンドは誰が停めても大丈夫なのよ。もちろんYOUもね!
と、女性警官。
今回はリポートする気がそもそもない僕は、①と②の回答が得られたのでとりあえず一安心。と、警察署の中が見たかった(受付しか見てない泣)、というのと、まー顔を出しておけば何かあった時に、あのアジア人のオジサン~ってなるかもだし、、、、
任務完了!
2回目が起きたらリポートしに来なさいね!
と優しく気さくな女性警官。ちなみに男性警官もフレンドリーでした。
最後に僕が、個人的なアタックを受けてたら気持ちが悪いんだよね~って言ったら。
大丈夫。あなたはいい人そうだから誰もあなたを恨んでいないわよ!
と(笑)。
ほんの数分間で僕が良い人だと見抜く女性警察官恐るべし。
うん。
僕は良い人。
あなたも良い人。
みんな良い人。
きっと、切り裂きキャサリンは存在しないんだ。
そんなメッセージだった気がしました。
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