北欧はまだ未開の地です。行ったことがありません。あまり北欧の文化に触れたことがないのでイメージが沸かない。でもいつかは行ってみたい土地でもあります。個人的には、国や地域に関係なく、良いモノ、ユニークなモノ、心が揺さぶれるヴィンテージ・アンティークを集めたいと思っているので、アフリカだって行ってみたいし、ロシアだって東ヨーロッパだって、メキシコだって、行ったことにない土地のローカルな蚤の市で、現地の生活感を感じながら、いろいろなモノを探したいと思っています。
人が旅をすれば、物も旅をします。
なので、その土地に行かなくても、その土地のモノを見つけたりするものですが、それがまた楽しい。
どうやってこのモノが旅してきたのか、想像するだけでワクワクします。
そもそも、BlueSwallowVintageで販売している商品もみんなそう。僕が運んできたことで日本に到着し、みなさまの手元に届く。
その物は、壊れてしまうかもしれないし、大事にずっと残るかもしれないし、50年後、なんで日本にあるんだろって思う人がいるかも。
それもまたワクワク。
今回は、ベルギーの蚤の市で出会った、スウェーデンのコーヒーカップ。
「Hackefors」というメーカーです。
コーヒーカップというよりデミタスカップに近いサイズ感。
あまり北欧のブランドには詳しくないので、背景が分からなくても、デザインが気に入ったら買い付けます。
で、あとで徹底的に調べる。
調べても情報が全く出てこないこともありますが、デザインが良ければそれでヨシ。ブランドはあくまでもオプションです。ブランドを知ると、商品の背景がより鮮明になるので、より愛着がわきますが、まったく詳細のないブランドやマーク無しもまたミステリアス。
この「Hackefors」は、こちら。みなさんもご存じコペンハーゲンのはるか上、ストックホルムの下です。
グーグルさまさまです。ストリートビューをグルグル周るのが趣味の1つです。スリフトショップやヴィンテージショップのチェックなども怠りません(笑)。
その物が生まれた街へ行くのが夢。そこでの新たな物との出会いが夢。
という街で生まれたこの「Hackefors」現存しています。
こちらがHP。
無くなってしまった工場も多々ある中、まだ、現存しているのは嬉しい限りです。
裏印も美しいですね。裏印の雰囲気はそこまで古くありません。ミッドセンチュリー頃です。
バラのコーヒーカップはいろいろ見てきましたが、シンプルで清潔感があってでも存在感がある。そんなコーヒーカップです。
クルンとして持ち手もグッド。
サイズが小さめなので、ちょっとコーヒーを飲みたい時に、サッと飲む。
そんなひと時をお楽しみください!
【スウェーデンHackeforsの薔薇のヴィンテージコーヒーカップ】
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