蚤の市やアンティークマーケットを周っていると、そもそもそこにあるアンティーク品の多くが普段の生活では見慣れない物達なので、毎度心がキラキラウキウキしてしまうわけですが、更に、今まで見たこともないようなアイテムに出会うことがあります。アンティークが好きであれば、ネットや本で調べて写真等でだいたいの物は一度は目にしていたりするわけですが、その1度は見たことがある物も実際目にすると、やはりキラキラウキウキしちゃうわけです。
そんな中、たまーに、写真でも見たことがないユニークな物達に出会います。
それが今回ご紹介するイギリスの「Fondeville Ambassador Ware」のティーカップ。もしくはコーヒーカップでしょうか。
一見、普通の洋風のカップ&ソーサーに見えますが、このカップは、持ち手がなし。
日本でいう、湯呑のようなデザインなのです。
最初、持ち手が欠けてるのかなーと思ったのですが、もともと無い。
湯呑をそのまま洋風柄にした感じです。
この「Fondeville Ambassador Ware」は、イギリスの会社ではなく、アメリカの輸入販売会社。要は、当時のディストリビューターです。フランスのLimogesやイギリスのSadlerなどを輸入していたようです。ディストリビューターの刻印が入るって珍しい気がしますが、、、
この「Ambassador Ware」は、このサイトによると、イギリスの「Simpsons社」製。1940年代の作品です。
裏印ってドキドキしますね。
全体的に貫入りが多めですが、この貫入りがある意味歴史を語っています。
こんな珍しい作品は、
今後もなかなか出会わないんじゃないかなーと思います。
実際使ってみても、飾るだけでも華やかさのあるアンティークカップです。
是非、この機会に!
【イギリス「Fondeville Ambassador Ware」持ち手なしの珍しいティーカップ】
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