【新着商品】戦前里帰り品。エッグシェルのアンティークコーヒーカップとクリーマー

本日は貴重なお品のご紹介。

何度か紹介している里帰り品。当時、日本がヨーロッパやアメリカ向けに生産し輸出。そのまま向こうで使用され、僕のようなバイヤーが現地で出会い、日本に持って帰ってきたお品が里帰り品と呼ばれています。ほとんどが戦前の物なのかな。

 

輸出向けなので、デザインはその輸出先に合ったものが多く、西洋風であります。しかし、生産国は日本。なので、どこかテイストが日本風。非常にユニークなミックスが生まれています。

 

特に、買い付け先のオランダやベルギーではこの戦前、といっても更に昔の明治時代頃の日本製のお品を時々見かけます。フランスやドイツよりオランダベルギーの方が全然ある。オランダとの貿易が始まったのが1600年頃という事なので、1900年前後の日本の物がオランダにあっても不思議ではありません。物と歴史って興味深いですよね。

 

そんな時代に、オランダへ向けて輸出されたと思われるのがこちら。

 

光沢のあるラスター仕上げでエッグシェルという陶器の技術が使われたコーヒーカップとクリーマです。

 

 

お花は桜でしょうか?梅のようにも見えますが、いわゆる、日本の骨董とはまた違ったテイスト。

 

とにかく色鮮やか。

 

当時の日本の職人さんが考えた西洋像なのでしょう。

 

 

写真ではわかりにくいですが、非常に薄い陶器でできています。

 

 

裏印は大日本の印刷が。

 

このマークの販売元はちょっとわかりませんでした。

 

 

 

コーヒーカップが2客。

 

 

 

クリーマーが1つ。

 

 

 

このカップを手にしていた人はどんな人でどんな生活を送っていたのでしょう。

想像と記録でしかわかりませんが、タイムスリップしたような感覚になります。

 

なかなかこのような作品は出会うことがないので、是非、この機会に!

 

【里帰りエッグシェル クリーマー

【里帰りエッグシェルコーヒーカップ①

【里帰りエッグシェルコーヒーカップ②

 

出来ればセットでと思っております。まとめてご購入希望の方は、

 

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