アンティークのコーヒーカップをアンティークマーケットや蚤の市で見つけた際に、デザイン性は物凄く注目します。古ければ良いとは思わないし、派手で主張していれば良いわけでもありません。あくまでも個人的な好みではありますが、、、。
豪華で優雅なアンティーク品は多々見かけますが、控えめでいて、どこか主張を持った作品はなかなか出会いません。特に、現代のインテリアに合わせるには、あまりかけ離れたテイストでは少し浮いてしまう。シンプルでアクセントのあるアンティークは、モダンなインテリアにも合う。と、そう思っています。これも好みの問題ですが、、。
このROYAL WORCESTER(ロイヤルウースター) のコーヒーカップを見たとき、一瞬で好きだなって思えました。ベージュベースの色合いとアクセントの花柄。完璧です。
ベージュっぽ色なのですが、どこかピンクが入っているような色合い。表現し難いこの感じが特にネット販売泣かせではありますが、そこがまたアンティークの美しいところでもあります。
さて、このROYAL WORCESTER(ロイヤルウースター)。歴史は物凄く深いです。
1751年に経営面を「William Davis(ウィリアム・ディヴィス)」、技術面を「Dr John Wall(ジョンオール博士)」という形で創業され、15人の株式出資者によって支えられていました。イギリスで2番目に古いとされる陶器ブランドですが、1750年設立を主張するロイヤルクラウンダービーと2番手の地位を争っているそうです。
ロイヤルウースターの裏印は、他の陶器ブランドと違い、細かく年代が記されているのも特長。
こちらで確認できます。
となると、全部この目で見たくなります。ので、今後もロイヤルウースターはどんどん仕入れたいなと思います。
少し傷なども目立ちますが、まだまだ現役。欠けなどはありません。
是非、覗いてみてくださいね!
【ROYAL WORCESTER(ロイヤルウースター)アンティークカップ&ソーサー】