陶器と言えば青と白が定番ではありますが、今回ご紹介するのはFlow Blue(フローブルー)というビクトリア朝時代に人気のあった技法の1つが用いられた作品です。このFlow Blueは、焼成される際に窯に石灰を加えることで生じるボカシのようなデザイン。この現象が起こったのは意図的なのかもしくは実験的に行われたのかが意見が割れていますが、結果的に陶器に染み込んだようなブルーが独特な作品に仕上がっています。
モヤモヤっと絵柄がはっきりしていない滲み具合が逆に神秘的です。
ベルギーの老舗陶磁器メーカー「Boch Freres」の作品の「ALTHEA」というシリーズです。
1800年後半かと思われます。
最近の陶磁器では見られない作風。
吸い込まれるような青です。
料理にもデザートにもなじみそう。
2枚ございますので、この機会に是非!
~商品情報~
また、フローブルーと言えば、イギリスのW.H. GRINDLEY が知られています。
こちらの陶器アンティークソースポットも併せてご覧ください。もう芸術品です。
~商品情報~
最新の写真は、インスタとツイッターで!