こちらからの続きとなります。
予定ではドイツに向かうはずが、雨の予報と勘を頼りに、あまり行ったことのないベルギー南へ向かいました。
Charleroi(シャルルロワ)とかMons(モンス)の辺り。
ブリュッセルの南側でほぼフランスですね。
トンヘレンからだいたい車で1時間~1時間半位。
2時間ってなるとちょっと身構えてしまいますが、1時間半位までなら全然向かっちゃいます。
なんでしょ。車で走り周れば周るほど、どんどん心が土地に定着し始めるというか、、、
より多くの土地を踏めば踏むほど、関りが増えていくような気がして、、。
これってどんな精神状態かと考えてみたら、、、。
パックマン(笑)
に近いのだと思います。
なので、車という道具は使っていますが、まだ見ぬ景色を見るということは、常に刺激的なのであります。
この地域の天気ってほんと不思議なもので。
今いる場所が晴れてても、30キロ先は雨が降っているなんてことはもう日常茶飯事。天気予報なんて宛てになりません。
ザーザー降りなこともあるけど、それがずっと続くというよりはにわか雨的な感じがほとんど。かといって、お天道様が待っているというわけではない。曇りがデフォルトなのかな。
ただ、不思議なのが、お風呂場とかカビが少ない気がする。水回りとか。住んでるわけじゃないから、分からないのですが、日本のあの黒カビをあんまり見たことがない。アンティークショップとか古い建物の独特なカビ臭さはありますが、住宅レベルでのカビってあるのかな。あんなジメジメしてるのに。七不思議の1つ。
さて、雨は相変わらず降ったり止んだりしています。
向かう先の蚤の市が屋根付きなのかどうかは知りませんが向かうのみです。
と思ったら、屋根付きでした。たぶん、普段は外でもやっているのでしょう。蚤の市+アンティークマーケットのような雰囲気。
大きな体育館みたいな場所に物凄い数のアンティーク品が販売されていました。
結構圧倒されてしまいます。
と、外に出ると、日本の骨董を売ってるお店が。
しかも、本気の日本ならではの骨董。
ほら、よく中国の物をやアジアっぽいものも混ぜて売ってるお店とかあるじゃない?
それとは違って、お店全体から日本のバイブスがプンプンと漂ってきたので、絶対にこれは日本人がやってると思い店主を見ると、、、
ぎゃっ!日本人!(笑)
ぎゃっ、ってオーバーかもしれませんが、こんな車でしか来れないベルギー南のド田舎で、まさか日本の方に会うとは思わなかったし、ましてやビジネスを展開しているなんて、、、凄すぎます。
っていう意味でのぎゃっ!です(笑)。
物凄く丁寧な方で、お忙しいのにも関わらず、色々とお話をして頂けました。どうやら、他の蚤の市に行ったら開催されていなくて、急遽ここの蚤の市に滑り込んだのだとか。
ただただ、、、すげーなーって帰りの車の中で呟いてしまいました。
どんなビジネスでも、異国の地で展開するってすごいなーって。しかも、同系統の職種でもあるので、なんだか大きな刺激とやる気を頂きました!ありがとうございました!
なんでしょ、これだけ巨大な土地がある中、2人の日本人がこの時間軸でここを選んだってことには理由があると思うんです。
でも、それをずっと車の中で考えてたんですけど、それは日本人っていう縛りで考えた場合の話であって、例えば、アンティークを売ってくれたおじさん、道を教えてくれたおばちゃん、、、何千億通りと言う道筋の中で出会った人々には、きっと何か意味があるのです。それが、ほんの小さな理由だとしても、感謝しなければいけない。というか、感謝したいなーって、
時間がありすぎて車の中ってホント考えたり見直したりするのにとても貴重な時間なわけです。
さて、そのまま2つ目の蚤の市は、雨がザーザーいう中小さな屋内。ここももしかしたら、晴れていたら、駐車場にたくさんの出店があったのかも。
完全にフランス語圏なので、集中力を使いますが、言語が違えど、みんなすごく暖かい。田舎のおばちゃんとおじちゃんは特に。
で、今回初のベルギーフレンチフライとコーヒーで遅めの昼食。
たっぷり入って3ユーロとかなんだけど、、、
こんな要らない要らない(笑)。
後にも先にも、この旅で最後のフレンチフライトなるのでした。(あ、美味しいですよ!ただ食いきれない、、、)
さて、無計画で進んできてしまったので、すべてが想定外なわけですが、なかなかこの日は良い気が流れているのを感じます。
時間的にも次が最後。
最後は、MONSの蚤の市へ。
正直、どれがこの日の蚤の市なのかよくわからなかったのですが、蚤の市が開催されている会場の手前の大きな倉庫内のアンティークマーケットがとにかく凄かった!色んな意味で凄かった(笑)。
圧倒的な品数。そして積み上げられた品々。壊れ物から、掘り出し物まで、とにかく無造作に物が積み上げられています。
もう、これ、1日あっても全部見切れません。もちろん、下の物を摂ろうものなら、崩れ落ちるのはバカでも分かるので、基本、上の方しか漁れません。ワケの分からない東洋人が、この山を崩したら、、、フランス語で何を言われるか分かったもんじゃない(笑)。
でも、こんな時に限って、すっごい良さげなのが埋まってる。
積み木崩しみたいに、、、神経を使って頑張って、そーーーと、崩れないように取ったとしても、、、
欠けてる!なんてことは当たり前。
ある意味生き地獄です。
全体的に状態もあまり良くないので、余程のジャンク好きではない限り、あまりオススメしません。僕も、ほとんど買い付けませんでしたが、かなり楽しめましたね。
ちなみに、値段が書いてないので、値段は、レジみたいなところにいるおばさん次第。たぶん観光客みたいな東洋人には高い値段を言ってくる感じではありましたが、破壊的な安さではないイメージ。
しかし、言葉がなくても通じ合うとは言いますが、肝心な時に通じ合えないのがすごく困ります。
トイレに行きたくて、bathroomもrestroomもToiletも通じなかったので、手を洗う素振りをしたら、ティッシュペーパーをくれました(笑)。
うん、優しい。
んだけど、もう結構漏れそうで。
結局、手を前にやって、男性が小をする時みたいな仕草を。
恥ずかしいじゃないか!
おばちゃんも、何よーって恥ずかしそう。
トイレどこですか?
位は覚えよう。
さ、今日は帰んべ。
って、グーグルで調べたら、滞在先まで車で2時間。
いやーーーーーーーーーー!
2時間無理!泣
買い付けは計画的に!
続きます。
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