【BLOG】上品で優雅なベルギーの蚤の市~トンへレン TONGEREN ANTIQUE MARKET~

洗練された品揃え!トンへレン ベルギー蚤の市

 

ベルギー国内では、トゥルネーと並んで最も歴史の古い街の一つでもあるトンヘレン。

ベルギーの東。オランダの南の辺りのドイツとベルギーに挟まれたクイッと飛び出しているエリアの西側。ブリュッセルから車で一時間位。トンヘレンから車で少し走らせると、もうオランダ。みたいな場所。

この辺り。

 

ブリュッセルから車で1時間ちょっと。電車でも1時間半とかみたい。

僕は荷物があるから車です。
でも、電車の旅も楽しそう。世界の車掌からリアル版ですね。

 

それで、車で田舎街を走らせていると街の象徴でもある鐘楼が立ちはだかるように現れる。

 

 

 

 

基本、ベルギーの田舎は高い建物がないから、教会とかがあからさまに見える。ある意味そこに行けば、街の中心に行けるような。

 

 

 

 

まー、ドラクエの世界ですな。ドラクエは教会でナンカしたような、、ナニシタッケ?

で、このトンヘレンという街で行われている蚤の市は毎週日曜日にやっているようです。
一度、年明けに行ったのですが、さすがにお店も人も少なかったです。

ほとんどの店がプロの方が出店しているので、良質で値段は全体的に高め。

 

 

この奥に見えるところがカフェ。

ここのワッフルは、素朴な感じですごく美味しい。
コーヒーとワッフルで昇天します。

 

 

 

しかし、高め、と言っても、当然日本で買うよりは全然破格です。目の保養にはなりますが、個人的には陳列がしっかりしているので、掘り出す必要性はなくやや退屈な感じはする。でもその分合理的。

 

時間を掛けて安い物を探すか
時間短縮でやや高い物を買うか。

 

時間を金で買う。

みたいな究極な話になるので、これに関してはまた今度。

客層も品があってオシャレさんが多め。日本人の方々も結構いました。

ちなみに、こういう場所で突如日本語を聞くと一瞬パニクります。ほんの一瞬、頭で訳したのか、日本語を聞いたのか疑う瞬間があるというか。
で、その人を視覚で確認して、認識するのです。

あ、日本人だ。

って笑。

特に話したりはしませんが、親近感沸きますね。だって、こんな広い世界の中のこんな小さいな街で同郷の人に出会うなんて、なかなかの確率じゃない?今度話かけてみましょう。

で、これだけ欲しい物が並ぶと人間麻痺します。欲しいスタンダードが一気に上がるから、ここで買う物は本当に欲しい物。じゃないと、軽く軽トラ一台分位買ってしまいそうな位この蚤の市は洗練されています。しかも、そもそもアンティークに長けた街なので、アンティークショップも建ち並び、全部ゆっくり見るのに半日はかかるかも。日曜日は、他でも蚤の市やフリマが開催されてるから半日もゆっくり出来ない。でももっと見たい(笑)。の繰り返し。

 

 

ちなみに、露店のような(日本でいうテキ屋笑)で買ったライスパイは異常な位美味しかったですね。パイの間になぜかライスが挟まれていて、そもそもなぜ米が挟まれてしまったかをずっと考えたんですけど、答えは出ず。地元のベルギー人の友達に聞いても分からず。日本でいうたい焼きとか大判焼き的な立ち位置である事は間違いないでしょう。いや、たい焼きの立ち位置は、ワッフルで間違いないから、このライスパイは、タコせんべい?

こんな事をベルギーで考えている自分に幻滅しそうですが。

 

そんなトンヘレン。

 

まず、外す事は無いと思うので、観光の際にはオススメです。蚤の市好きならワザワザ半日かけてでも行く価値はあり。

ちなみに次に向かった「ブラックマーケット」と呼ばれる謎の青空市。闇市?を彷彿させる名前で期待大だったのですが、ただの新品の靴とか服の安売り市。ネタの一つも見つからず、2時間の時間ロス。『だから言ったじゃん!』と、同行した現地の友達にとりあえず当たり散らしてみるのであった。

 

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