2022年オランダ生活・買い付け日誌~生きる力~

いきなり生きる力って(笑)。

 

現在オランダに滞在しています。

 

空港に到着した瞬間からいきなりレンタカーが出来ないという事態に巻き込まれ。

 

荷物すごいし、一泊だけ滞在する予定のホテルは、車だと20分。電車バスで1時間近く。

 

毎回買い付けの際は、レンタカーを借りて、とにかくグルグル走り回っていたわけですが、そのお陰でオランダの交通機関事情に関しては知識ゼロ。電車の乗り方すら分からない僕は、一気にテンションがローになったわけですが、贅沢にタクシー乗っちまうか、、、という一瞬の気の迷いを振り払い、大荷物を持って電車で大移動。

 

これは、きっと、車という交通機関に甘えるな!という何かの思し召しなのであろうと。車に乗ってたら事故にあってあのかも。とか、とにかく前向きなマインドで必死に移動。

 

チケットの買い方も分からない僕は、駅のホームでも買えるかと思い降りていくも、買えない(笑)。

 

チケットは基本、ホームでは買えません。

 

てか、日本でも同じだよね、、、感覚おかしくなっています。

 

大荷物を持っての移動の問題は。

 

トイレ!

 

どう考えてもトイレにいけない。もう、それだけが不安材料でしたね。いざという時は、たいしたもん入ってないスーツケースを置き去りに(笑)。

 

 

結局電車に乗り、バスに乗り、、、日本と違うのは、変なアジア人が大荷物で乗り込んできても、あんまり嫌な顔をされない点かな

 

日本の郊外で、いきなり大荷物の白人が乗ってきたらみんな絶対見るよね。僕も見ちゃいます。僕が鈍感なだけなのか、視線を一切感じないのがすごい。

 

あらー大変ねーっていうおばさまが多かったです。

 

 

 

気が付いちゃいました?

 

はい、オランダでは誰もマスクしていません。空港周辺ではややいますが、空港から離れるにつれて、マスク着用人口ほぼゼロ。

 

違和感しかなーい。

 

やっとコロナ終わったね~っていう会話をしている人もちらほら(笑)。

 

終わったのかな(笑)。

 

オランダは2月に1日8万人というピークから、徐々に下がり始め、4月4日の時点で1万とか。それでも1万人。1万人/1700万(人口)。

 

普通に多いよね(笑)。終わってないよね(笑)。

 

ちなみに、入国後は隔離待機などはなく、ビックリしたのが、ワクチン接種証明書も見せなかったこと(笑)。

一応、日本の空港のカウンターでは見せたのですが、それも、ビックリする位簡単に見ただけで、想像以上に甘いのかな~なんて思いました。

 

現在の時点では、オランダは(多分EU)PCR陰性証明も必要ありません。

 

旅行する方は、一応チェックを。PCRに関しては、出発1週間前にルールが変更になりました。

 

 

ということで、大荷物と共にホテルへ到着したわけですが、、、

 

一階がBARというやや安宿。オランダではよく見かけるタイプです。

 

フロント兼ダイニングルームに行くと、知らない言語を話すなんだか人相の悪い親子らしき3人組がご飯を。お父さんらしき人の首にはTATTOOが。

 

ここの主?と思いつつ、奥から明るいご婦人が。

 

奥様かなー、お母さまかな?イマイチ関係値が分かりませんが、、、

 

無事に部屋に到着しました。

 

で、先ほど書いた、レンタカートラブルを解決すべく国際電話が必要になったので、その宿主のおばさまに相談しに行くと、怪しい親子が話しかけてきて、、、、

 

息子らしき子が、親切に色々協力してくれたという。

 

それでも、ちょっとやはり慎重になりますよね。旅先で優しく接してくれる人って、何かベネフィットを求めてたりするし。

 

しかし、この親子。

 

本当にいい人でした泣。

 

 

ワインを一杯頂き、一旦スーパーへ向かい。僕もワインを一本購入し、彼らのDINNER後の団欒に参加させて頂きました。

 

どうやらこの家族。ホテル関係者ではなく、宿泊客。リトアニアの親子で、オランダで蟹漁のビジネスをしているのだとか。漁のシーズンなどの際にこのホテルを使用しているらしい。

 

 

もう1人の英語が話せない若い子は(写真にはいません)、ウクライナ人。そう、あのウクライナ。戦争が始まる2日前に、オランダへ移動してきたのだそう。そしてこのリトアニアのお父さんDANさんが雇ってあげたのだとか。

 

現在、オランダではこういったウクライナの難民を多く受け入れています。僕の知っている情報では、1万2000人とか。かなりの数です。通常かなりの時間がかかるビザも、すぐに発給しているのだとか。

 

金曜日ということもあって、結局、若い子たちはアムステルダムへ。DANさんと僕は2人ともベロベロになるまでひたすらワインを飲み続けるという。

 

夜の21時頃になって、料理を始めたDANさん。ちょくちょく味見をさせて貰い。あまり好きじゃないマッシュルームも、美味しい顔して食べました(笑)。

 

彼は、蟹漁の前は、コンストラクション系の仕事をしていたらしく。日本にも何度も行っていたのだとか。日本の技術には関心していました。と同時に日本人の親切心にも物凄く感謝をしておりました。

僕がホテルに入っていった時、すぐに日本人だと分かったのだとか(笑)。

 

いつも思うのが、国の印象ってすごく大事。

 

自分と違う国籍の人に会う事って、そんなにないわけで。例えばインド人。僕が接したことあるのはほんの数名。彼らは物凄く良い人なので、インドに対する印象は悪くありませんが、例えば、はじめて会ったギリシャ人にひどい扱いを受けたら、ギリシャ人の印象はまー悪くなりますよね。

 

ということは、国際社会において、個々の行動が、その国の印象にも繋がるわけで。きっと、多くの日本人が海外で節度を持って接しているのだといつも感心しています。日本人って言って、人間関係で嫌な思いをしたことはあまりないですね。

 

ちなみにDAN曰く、日本人の柔らかく温かい対応能力はビジネスに向いてると。中国人の雑でガツガツした感じは、お金だけにフォーカスした関係値で信用がなくただただ疲れると。これ以上中国の経済が伸びることはないと言ってました。全く同じことを別の海外のビジネスマンも言っていたので、あながち間違いではないのかな。日本の経済はなかなか伸びないですけどねーー泣

 

物凄い苦労をしているそんな彼の話を聞いていたら、レンタカー問題なんてどーでも良いレベル。大荷物を持って移動なんで屁のかっぱです(笑)。

 

お陰様で、初日からやる気スウィッチがオンになりましたね。

 

そして物凄く温かく接してくれたこのリトアニアファミリー。感謝しかありません。この旅、もしくはこれからの人生の大きなキーポイントであるなと実感しています。

 

ちなみにDANさんは48歳(笑)。たいして僕と年齢が変わらない事に驚きです。

 

決して裕福とは言えないリトアニアという国のフィルターで、僕が見ていない世界を、とっくの昔から見ているのでしょう。

 

 

旅は続きます。

 

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