【BLOG】下北沢のリメイクシューズショップ”Ripery’s Sugar”とのコラボ作品

みなさまお元気でしょうか？

オランダに到着してから一カ月が経過しました。まーこの一カ月色々とありましたが、

とにかく今回は時間をかけてより良い物を探求したい、そして、みなさまにお届けしている商品が生まれた土地の風習や文化を出来るだけ吸収したい、、、という想いから、長期に渡るオランダ生活の中での買い付け旅を行っています。

かなり素敵なモノ達に出会っておりますので、オンラインにアップされるのを楽しみにしててください！

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※※※買い付け旅中ですが、オーダーの発送は随時行っておりますので、ご安心してオーダーください！※※※

さて、タイトルにもありますが、今回、BlueSwallowVintage初のコラボ的な事を試んでみました。

そのコラボのお相手が、下北沢にてお店をかまえて10年間、リメイクのシューズを中心に、さまざまなアイテムを製作・販売している「Ripery’s Sugar」さんです。

下北沢を隅々まで歩いたことがある人であれば、一度は見た事があるはずこのエントランス。

流木を組み立てたアーチ形のデザインが非常に個性的です。

エントランス以上に個性的なのが、彼らの作品センス。

色使いもそうですが、斬新なパターンのレザーや生地を絶妙なバランスで組み合わせています。

更にその個性を引き立てているのが、それぞれの作品に付けられたタイトル。

この上の作品は「真夜中のプラネタリウム」

作者の作品への想いやパッションが込められた完全一点物です。

僕も先日、デザインを打ち合わせしオリジナル一点物を製作して頂きました。

自分の好きなブルーとシルバー、ヒョウ柄をモザイク調に組み込んで貰いました。

完全にお気に入りシューズです。一点物はその名の通り、世界に一点しかないわけですから、そりゃー毎日ワクワクするし、電車で座ってるときに、前の人がシューズに視線を落としてニコっとした時には、ウキウキしちゃいます。勘違いもあるかもしれませんが(笑)、そういう気分になれるって、一点物ならでは。

という、クリエイターでアーティストでもあるRipery’s Sugarさんですが、既存の物を買い付けて販売しているBlueswallowvintageとの接点がなかなかイメージが沸きませんよね。

そもそもBlueswallowvintageは、市場の前線から脱落した物達に息を吹き込む、という事をモットーの１つとして活動・販売しているわけですが、言ってしまえばヴィンテージやアンティークのほとんどは、第二、第三の人生を歩んでいるわけです。バイヤーによって買い付けられたモノたちは、最終的にみなさまの手の元にたどり着き、また、新たな輝かしい人生を送っているわけです。

大袈裟にいうとセカンドチャンスです。

今も昔も、ほとんどの物は使わなくなればそのままゴミ箱行きです。世界中に物が溢れていますから。特にブランドでは無いモノたちは、蚤の市やリサイクルショップで売れ残ると最終的には処分されてしまいます。ブランドですら流行が終わればそのままポイ。

そんなギリギリ人生のモノたちを、例えば、灰皿をジュエリー置きにしてみたり、クリーマーを花瓶代わりにしてみたり、Blueswallowvintageでは新たな使い方などを積極的に提案しているわけですが、どうにもこうにもならなかったのが

壊れたジュエリーのパーツ達。

買い付け後、発送の際に壊れてしまう事もあれば、検品中に壊れることも。

壊れているのを分かっていても、あまりにも魅力がある作品であれば、ついつい買い付けてしまいます。

なんてことを繰り返していたら、段ボール箱数個に渡る大量の壊れたジュエリーパーツ達が、、、、

自分でなんとかリメークして再利用しようかな～とか。

パーツとして分解して販売するのもありかな～とか

イロイロ考えていたのですが、まったくイメージが沸かず、、、

そこで出会ったのがRipery’s Sugarさん。

いろいろ会話を重ねていくうちに、行き場の失ったジュエリーパーツをリメイク素材として使用したらどうかという案が生まれました。